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感動の歳事記
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▼2003.12月
クリスマスの日
世間が言う「感動のクリスマス」。 私はクリスチャンじゃないけれど、やはりこの時期になるとあちこちからお決まりのメロディが流れてきて、この日だけは一人で過ごすべからずのような雰囲気になっている。特に山下達郎の局を聞くと『はぁ…今年もか』とため息をついてしまう。

そんなさなか、深夜突然メールが飛び込んできた。大阪でクリスマスパーティーをするという。
私は昔から、人と同じ事をすることに、とても抵抗を感じてきた。へそがまがっているのかもしれないが、なんだかみんなが同じ時間に同じ事をしていると思うと、気持ちが悪くなってしまう。きっと「〜なければならない」というものに縛られてきたせいかもしれない。単なる“ひがみ”という人もいるが…。

そう思いながら、「せっかく誘ってくれたんだから…」と、その友人の友人が経営しているという大阪・谷町九丁目にある「sugimoto(すぎもと)」へ。オーナーの名字がそのまま店名になっている。美人の奥様と二人で営んでいるとてもカジュアルなフレンチレストランだ。到着するや否や、先に来て呑んでいた友人の「まずはビールを!!」との指令通り、ぐいっと一気にビールを飲み干す。その後久しぶりのコース料理に舌鼓。おいしいワインを傾けながら、今年の面白かった話に花を咲かせる。途中マスターや奥様も混じって飲み交わす。楽しいおしゃべりとアルコールで、心地よく、酔いがまわってくる。
翌朝は少し頭が痛かったが、行って良かった。「ありがとう」と、友人に感謝のメールをする。また新たな出会いができ、立ち寄る店が増えたと思う。気分が乗らないときでも、とにかく行ってみることにしようと思った。かならず何かいいコトが待ち受けている、かも、しれないから…。人との出会いは、いつも突然なのだから、と改めて思った。

その翌年、そのマスターのご自宅で、幼稚園に通っている息子さんも一緒に、楽しいお正月を過ごさせて貰った。

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